最近、絵の締め切りに追われている。
最近だけではなく、いつも締め切り前のような気がするけれど、それは締め切りがきついからというより、描くのが遅いからのような気がする。
これから7月までに、F130号を3枚、F10号を1枚、F6号を2枚、F4号を2枚、F0号を1枚提出する予定で、そのほとんどがまだ手つかずである。
多作の人は、大した制作量に感じないかもしれないが、僕は筆が遅いので、途方もない量に感じてしまう。
本当に締め切り前に完成させられるのか、冷や汗をかきながら、毎日制作している。
そういう状態が続くと、焦る気持ちがある一方で、なぜか違うことがしたくなってしまう。
以前は、よく映画を観ていたが、最近は、よくドライブをする。
(運転が得意ではないけれど・・)
歩いて7分のコンビニまで、車で遠回りして20分かけて行ったりしている。
今住んでいる逗子は、夜は人通りや車も少なく、運転して気持ちがいい。
気分が乗ってくると、さらに横須賀のほうまで遠回りして、1時間くらいのドライブになる時もある。
家に帰ってきて、制作途中の作品を観て、現実に引き戻される。
さあ、制作しなくては。
蔵野
「第54回昭和会展」という公募展に応募し、入選しました。
昭和会展には、2012年~2014年の間、3回応募したことがあり、1回だけ入選したことがありました。
今回は4度目のチャレンジになります。
しばらく昭和会賞には出品していませんでしたが、昭和会展は応募できる年齢制限が40歳とういうこともあり、出品資格があるうちにチャレンジしたいと思い立ち、今回出品することになりました。
なかなか絵がスムーズに進まず、結局締め切りの当日まで描き、どうにか出展することが出来ました。
油絵を2点出品致します。
お近くにお立ち寄りの際は、お越しいただければ幸いです。
「第54回昭和会展」
期間:3月22日(金)~4月2日(火) 日曜日休廊
営業時間:平日10時〜19時、土曜日11時〜18時
会場:日動画廊本店
東京都中央区銀座5-3-16
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.nichido-garo.co.jp/exhibition/2019/03/54-2.html
グループ展が終わり、少したちました。お忙しい中「2月の庭」にお越し下さった方々、誠にありがとうございました。
年齢、画風のそれぞれ異なる作家5人による展示は、静かながらも、刺激のあるものでした。様々な場にあれることが、有難いことです。
展示の後、少しいつもの制作から離れ、鉛筆での作業が続きました。改めて自分の筆箱を覗くと、まあ6Hから8Hの多いこと。筆箱には何本あるのかわからない量の鉛筆が有りますが、これらの大半はもう遠い記憶の美大受験時代の名残です。
普段、教室では、鉛筆の濃さは幅広く使ってみて下さい、と生徒さん達には伝えています。が、この己の鉛筆の偏り。6Hより固い鉛筆なんていつ使うんだよ、と思いつつ、作業を進めていると、いつの間にかB系の濃さはあまり使わず、トーンを作り上げる上で、H系の鉛筆をやたらと使っているのでした。
鉛筆を重ねて作る微妙な色幅において、どうやら自分は淡い色を少しづつ乗せるのが好きなようです。
柳田