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五月のテントウムシ(佐藤)

2011年3月11日の東北大震災当日の夜空星空の映像CDが送られて来ました。横山さんいつもありがとうございます。有り難いものです。

4月。「ANA とOTTO」をDVDを貸していただきました。蔵野先生いつもありがとうございます。半月見ないままで終わりそうでしたが、5月連休中に観ることができました。時間の許すかぎり観るばかりでした。回数にすると片手の指の数は超えてしまいました。アナの部屋ドア横に《金魚》の絵が飾ってありました。1秒ほどの映像でしょうか。

私事です。小学5年生になっていました。新校舎です。忘れもしません。一学年下の教室を覗くと壁に、マチスの《金魚》の絵が簡単な額装で飾ってありました。全体、教室が明るく見えました。絵はいいなと思いました。

2005年の秋にプーシキン美術館展がありました。今度は縦1メートルは越える、本物の《金魚》です。実際、絵はいいなと《金魚》はいいなと思いました。その時の《金魚》のチラシは捨てずに持ち帰りました。黄ばんでしまいましたが、今もぼくの部屋に飾ってあります。

「ANAとOTTO」映画内容も興味深く思いました、切り取られたような映像もそうですが久しぶりに妙にセリフの中に入っていけたような気分です。

2019年5月連休後半は高田 渡の「夕暮れ」、「ブラザー軒」が何度もリフレインし、そして、一方で「ANAとOTTO」映像が駆け回る感じでした。忘れられない映画になりそうです。有り難く思います。

佐藤

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佐藤比呂二 2019/06/03 19:02

シロツメクサのかたち(佐藤)

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2011年8月。北海道森町に帰省。
時間をつくり「宮沢賢治の足取り」を巡りました。室蘭と森町の森蘭連絡船航路、桟橋陸地跡など巡りました。どちらも連絡船上陸跡地には、シロツメクサが咲いていました。賢治さんとシロツメクサ。現代の「ポランの広場」は、新しい水脈で繋がっているのでしょうか?

また、大正時代の列車時刻に合わせて、夜明け前から出掛けて動きました。刻々と変わる噴火湾の海の色や線路周辺の黒い樹々や夜明けに交わる周辺みんなのざわめきを聞きたくて、少し貪欲でした。
2012年北海道8月の夏。その年ぽっp兄も一緒になって下調べをして、同じような行動で動いたものでした。
2013年。北海道森町。トンネルの先の岬に向かいました。シロツメクサのような夜空の星空は夜明けとともに白けて来ています。その夏空に白けたオリオン座の三ツ星がありました。昼間のような明るさで三ツ星はあっという間に消えてなくなりそうです。私は暫くじっとして目を離さずいるばかりになりました。この季節の駒ケ岳に掛かる傘のような雲は、賢治さんがスケッチした大正時代とちっとも変わらないと思いました。

2012年。種山の物見山頂上のシロツメクサで寝転んで転げ回ってベルトを切る始末。明日は石巻市の大川小学校へ。ブルータイガー(自家用車)は早朝に到着。合掌。
歩きました。みんな無くなった住居周辺の跡地に飛地水溜まりがありました。足元を見ればシロツメクサです、一帯は遠くまでシロツメクサばかりでした。その時わたしは深く呼吸をしました。そして、この空間この地にはシロツメクサの花で地上も地下も繋がっていると思いました。合掌。

2019年4月。東村山市青葉町に行きます。ひとり花見です。2016年5月30日/映画「あん」を記念して植樹された三本のしだれ桜を今年も見ることが出来ました。今年、残っていた一本の木にも花をつけました。めでたい愛でたいゾッと。

佐藤

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佐藤比呂二 2019/06/03 19:00

ペテルギウス(佐藤)

突然なのでしょうか?偶然なのでしょうか?わたくしの「出会いや巡り」は、自分の中で適当に収めきれないで、繰り返し現れ出ることがあります。

日常にあるささいな事でもありふれたものでも、満たし感じるものには、ある意味で心を寄せたいと思っています。これからも、こんな事でいいので過ごしていきたいと思うのですが。胸がいっぱいになるのは本当のことです。

東北大震災のあった翌年でしょうか?2012年。オリオン座の三つ星の左上のペテルギウスが99%寿命尽き終えている事が発表されて話題になりました。超新星爆発の時間差経過を地球からどのように見えるのか?その説明には詩を読んでいる感じさえしました。

嗚呼ペテルギウス
・爆発から1時間後・・・ペテルギウスどの星より輝き赤から青に変わります。
・爆発から3時間後・・・満月の100倍の明るさで輝きます。
・この明るさは3ヶ月間続きます。
たとえ昼間でも3ヶ月間輝きます。
・4ヶ月経つと青からオレンジ色に変わります。温度が下がりました。
・幾重にも取り巻く赤いガスは、まるで、花びらのごとく大輪の花のようです。
・4年後、肉眼では見えなくなります。
・数百年後、オリオン座はペテルギウス、散りじりのガスの星雲を目にするでしょう。

ふだんは月ばかりでノボセきっているわたしです。今年2019年の冬は何故かペテルギウスの輝きが思われました。・・・640光年という地球に届く輝きを前にして、あらためて有り難いと思われました。本当の事です。

佐藤

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佐藤比呂二 2019/06/03 18:54
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