「ブーゲンビリヤ」257×364mm 水彩・鉛筆
高校時代からずっと矢野顕子さんという歌手が好きで、今もずっと聞いている。
はじめて聞いたときは、なんだか変わった声だなとしか思わなかった。
初めてビールを飲んだとき、あまり美味しく感じなかったように、本当の良さを理解するには時間がかかる。
高校時代に聞いていたときよりも、いまはもっと矢野顕子さんが好きだ。
先日観に行った有名な物故作家の展覧会で、「私にとって絵を描くことは苦痛そのもの」という言葉が残されていた。
それもひとつの生き方だと思うけれど、苦痛だけでは生きていけない。
楽しく生きるのにも努力が必要なのかもしれない。
当たり前のようなことだけれど、できれば楽しく生きていきたい。
矢野顕子さんの曲を聴いて、なんとなくそのような事を思った。
蔵野春生
9月12日(土)から、かさぎ画廊の企画展「第2回 次世代アーティストイレブン展」に参加させていただくことになりました。
小さな作品を5枚出品しております。
「第2回 次世代アーティストイレブン展」
2015.9.12(土)~23(水) 12:00 – 18:00
鎌倉 かさぎ画廊
〒248-0021 鎌倉市坂ノ下25-20
http://gallery-kasagi.com/
お近くにお越しの際は、お立ち寄りいただければ幸いです。
「さくらんぼ」F3号 油彩
この夏はゴーヤとそうめんばかり食べていた。
暑くて食欲がなくても、そうめんなら食べたいという気持ちになる。
夏のそうめんは有難い。
そうめんだけでは栄養が偏ってしまうので、いつもゴーヤを炒めて、一緒に食べている。
ゴーヤは五月から植えているのだが、ゴーヤが生い茂り過ぎて、寝室の風が通らず、グリーンカーテンの意味がなかった。
ゴーヤの成長がとても早く、多いときは一日に5本収穫している。
先日は朝はゴーヤのスムージー、お昼はゴーヤチャンプルーとそうめん、夜はゴーヤの肉巻き、といった献立である。
涼しくなって、ゴーヤがあまり大きくならず、全体に黄色くなってしまって、さびしい。
蔵野春生