展覧会の案内状作成の話(柳田)
個展やグループ展の案内状の葉書が届くことが、コロナ禍になってからガクッと減っていましたが、半年くらい前からは届くDMの数が少しづつ戻り初めて、最近では普通に知り合いからの案内状が届くようになっているように感じます。
まだ以前のように初日のオープニングパーティーなどは出来ない(していない)ようですが、DMが届くと作家がそれぞれ活動しているのが伺えて、自分もしっかり制作活動しなければなぁと思ったりします。
個展やグループ展を開催する際のDMは、画廊が作成することもあれば、作家が自身で発注することもあります。
私は自身で作る場合、私が全くのアナログ人間でパソコンが扱えない故、以前はずっとパソコンの得意な友人にデザインと印刷会社への発注をお願いしていました。
(デザインは私自身の意向に沿ってもらいましたが)
しかし昨年10月のあかね画廊での個展の際は、まだコロナ禍もあり、また忙しい友人に頼むのも申し訳なく、自分でせっせとアナログで原稿を作り印刷会社へ発注しました。
ところが、まあ自分の仕事の遅さよ。
先輩作家で、やはりいつもアナログでDMを発注している作家に色々アドバイスを貰いましたが、慣れないことに時間を食い、更に思った以上に発注してから印刷が完成するまでに時間がかかり、個展会期はどんどん迫り、やたらと焦ったのを覚えています。
最近は発注からすぐに印刷が完成する印刷会社も多いようですが、作品写真の印刷を綺麗に仕上げてくれる印刷会社さんに頼みたく、その結果、画廊に渡すDMもかなりギリギリになってしまい、もっと早くにとりかからなければならなかったと反省した次第です。
更にはDMを画廊が作るにしても自分が作るにしても、考えるまでもなく、DM作成の時点でDM用の作品が出来ていなければならないということで・・・
今も次の個展に向けてさっさと取り組まねばならぬと、すでに焦り初めています。
柳田